Chapter.4/すべてが順調に進んでいた


すべてが順調に進んでいた


「C+」で得た利益のほとんどを「C-mo」に投資することを決め、「C-mo」をスケールさせるための準備として組織も倍にしました。


採用費だけで年間約1億円をつぎ込んだ年もあります。


2018年には当時の組織を倍にするために年間で約80名という人員増に成功しました。



「C-mo」の開発も順調で、視野に入れていた上場も現実味を帯びてくるようになりました。


「2020年に上場を成し遂げ、資金調達後に一気にC-moを広げる」


そんな計画を粛々と進めていたのです。


ただ、労働集約型のビジネスからSaaS型ビジネスへの転換、そして大量採用による組織の急拡大がある中で、社員の動揺はもちろんのこと、大小問わず混乱や歪みが生じなかったわけではありません。



よく言われる「30人、50人、100人の壁」には当社も見事にぶつかっています。


業績を伸ばすことに集中していると、組織内部にそのしわ寄せがきてしまい、組織崩壊を招いてしまうことは頭では分かっていたものの、


その場になるとどうしても攻めのほうに関心が向いてしまいました。


当たり前のように社員からの不満や不安、社内の士気低下などにつながり、組織風土が荒れてしまい、大量離職もありました。


それらを1つ1つ議論しながら仕組や文化を愚直につくり上げていきました。


何かがうまくいけば、何かの問題が出てくるといったことの繰り返しでしたが、そこに正面から向き合い、乗り越えながら、その都度会社が強くなっている実感を持てていました。



結果として「働きがいのある会社ランキング」に選出され、「ベストベンチャー100」も受賞となりました。


そして、上場が少しずつ現実的になってきた手ごたえを持ちながら2020年を迎えます。




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