
美容室の集客アイデアまとめ20選!まだやっていない施策はある?
美容室経営において、多くの経営者が問題を抱えているのが「集客」ではないでしょうか。
一体どうやって集客するべきなのか、と一人で考えていても、良いアイデアはなかなか思いつきません。
そこで、本記事ではおすすめのアイデア20選をご紹介します。
ぜひ参考にして集客に役立ててください。
目次[非表示]
- 1.美容室の集客方法はさまざま!取り組んでいないアイデアはある?
- 2.美容室の集客で実践したいアイデア【媒体編】6選
- 2.1.美容ポータルサイトの登録
- 2.2.Googleマイビジネスの登録
- 2.3.LINE公式アカウントの登録
- 2.4.Instagramの登録・投稿
- 2.5.Facebookの登録・投稿
- 2.6.Twitterの登録・投稿
- 3.美容室の集客で実践したいアイデア【オンライン編】3選
- 3.1.店舗の公式ホームページやブログの運営
- 3.2.オンライン広告の出稿
- 3.3.地域密着型の情報サイトへの掲載
- 4.美容室の集客で実践したいアイデア【オフライン編】6選
- 4.1.チラシの配布
- 4.2.ハンティング
- 4.3.友達紹介キャンペーンの実施
- 4.4.フリーペーパーへの掲載
- 4.5.ニュースレターの配布
- 4.6.立て看板やポスター
- 5.リピーター獲得に特化した集客アイデア5選
- 5.1.クーポンの配布
- 5.2.ポイントカードやスリーステップカードの配布
- 5.3.SNSをフォローしてもらう獲得
- 5.4.会員サービスの実施
- 5.5.次回来店のフォロー
- 6.まとめ
美容室の集客方法はさまざま!取り組んでいないアイデアはある?
今回、美容室の集客方法について、美容ポータルサイトやSNS媒体を使った手法、オンラインの手法、オフラインの手法、そしてリピーター集客に特化した手法の4分類で、合計20選を集めました。
ご紹介するアイデアの中で、もしまだ実践していないものがあれば、ぜひ取り組んでみてください。
美容室の集客で実践したいアイデア【媒体編】6選
現代のプロモーションの大きなウェイトを占めるのがSNSです。
インターネットが普及する以前の時代はチラシやフライヤーなどの紙媒体でしか広告が打てませんでしたが、今ならSNSやメッセンジャーサービスを使ってリアルタイムの情報を無料で発信できます。
情報を受け取る側もSNSなどを通じてお店情報をチェックし、来店するかどうかの選択までスマホで行うのが主流となっています。
すなわち、現代はいかにインターネットを使った情報発信を効果的に、お客様の心に響くように実施していくかが、集客の最も重要な課題になっているのです。
その一方でインターネットを使ったサービスは多数あり、その全てを利用するわけにもいかず、どれを使えばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこでまず、美容室のマーケティングに使えるおすすめサービスを紹介していきましょう。
美容ポータルサイトの登録
美容室を探している人の多くは、検索か美容ポータルサイトを利用しています。
特に美容ポータルサイトは集客に役立つサービスです。
ほとんどの美容院はすでに「ホットペッパービューティー」などには登録済みとは思いますが、もしまだ登録していないのであれば必ず登録を済ませておきましょう。
特に新規客の集客には美容ポータルサイトの利用は不可欠です。
Googleマイビジネスの登録
Googleマイビジネスとは、Google検索やGoogleマップなどにおいて、店舗の情報を表示・管理するためのサービスです。
例えば、Googleで「美容室+地域名」で検索した場合、検索結果として地図情報が表示されますが、この地図情報の中に自店舗の情報を表示されやすくするためには、Googleマイビジネスに登録しておく必要があります
Google検索だけでなくGoogleマップ上での検索も同様で、検索結果の上位に表示されるようにするには、Googleマイビジネスに登録し、店舗の情報を充実させることが重要になります。
まだまだGoogleマイビジネスについて聞き慣れないという方も多いかもしれませんが、近年はスマホで美容室を検索するというのはスタンダードな行為なので、その対策のためには絶対に利用しておきたいツールです。
LINE公式アカウントの登録
LINE公式アカウントとは、通常のLINEと異なるビジネス専用のアカウントです。
友だち登録したユーザーへの情報一斉配信や、クーポンなどが発行できるため、美容室のリピーター増加に大きく貢献してくれます。
LINE公式アカウントは無料で作成することができます。ぜひ使い方をマスターし、お客様とのコミュニケーションを密にして、リピーターを獲得しましょう。
Instagramの登録・投稿
Instagramは若い女性の利用者が多いため、美容室が利用するべきSNSとしては、ナンバーワンといってもよいでしょう。
店舗の公式アカウントを作成し、ヘアモデルの写真などをアップすることで、そのお店がどんなスタイルを得意としているのかをしっかりアピールすることができます。
実際、美容室を選択する際にはInstagramのヘアスタイルを参考にするという声も多く、絶対に見逃すことのできないツールとなっています。
Facebookの登録・投稿
実名で繫がるSNSがFacebookの特徴です。ネットコミュニティの多くは匿名でのやり取りがなされ、その分無責任な情報発信も多くなりがちですが、Facebookは実名なだけにそのようなネガティブな要素は少ないのが特徴です。
美容室としてFacebookを利用する際には、一般のアカウントとは異なりビジネスアカウントである「Facebookページ」のアカウントが必要となります。
Facebookページは個人アカウントよりもさらにビジネス寄りの機能が用意されていますから、お店のプロモーションに大きく役立ちます。
Twitterの登録・投稿
SNSの老舗といえばTwitterです。短い文章や写真でシンプルに投稿ができるので、現在も多くのユーザーが利用しています。
Twitterは他のSNS以上にリアルタイム性が強いため、イベントや割引などの情報を即時発信したいときに便利です。
写真を同時に投稿すればフォロワーの目を引きますので、スタイリングの写真などを積極的にポストしていくとよいでしょう。
美容室の集客で実践したいアイデア【オンライン編】3選
続いて、美容ポータルサイトやSNS以外の、インターネットを活用した集客アイデアをご紹介します。
店舗の公式ホームページやブログの運営
SNS全盛期の現代においても、ホームページやブログの存在は重要です。
ホームページやブログでは、SNS媒体などのように表現できる内容に制約がないため、店舗の魅力を自由にアピールすることができます。
また、ホームページやブログを運営しているということで、ユーザーに安心感を持ってもらえるというメリットもあります。
サイト内では、料金やメニュー、店舗へのアクセスの情報など、重要な情報を漏れのないように掲載しておきましょう。Web予約の機能を盛り込むのもおすすめです。
そして各種SNSアカウントのプロフィール欄などにも、ホームページやブログのURLを掲載しておきましょう。
オンライン広告の出稿
オンラインでの集客手法としては、広告の出稿もおすすめです。
ネット広告であれば少額の広告費用からでも実行できるため、予算の範囲内で施策の実施が可能です。
中でも一般的なのが、検索結果などに広告を出す「リスティング広告」やSNSに広告を出す「Facebook広告」「Instagram広告」などです。
ただし、これらの広告を実施する場合は、ユーザーを集める先にあるコンテンツ(主にホームページやブログ、FacebookページやInstagramのアカウントなど)を充実させておくことを忘れないようにしましょう。
リンク先のコンテンツが魅力的でなければ、広告による集客効果は薄れてしまいます。
地域密着型の情報サイトへの掲載
自分のお店の商圏に地域密着型のポータル情報サイトがあれば、お得情報や便利情報としてお店の情報を掲載してもらえるように働きかけてみましょう。
情報サイトは地域の有益な情報を集めているので、他店舗も多く掲載されていると思われます。
割引やサービスの品質など、自店舗がより魅力的に見えるような情報を掲載できるようにしましょう。
掲載の条件や費用については、各情報サイトの管理者への確認が必要です。
サイトによっては広告枠が用意されている場合もあるので、そちらへ出稿するという方法もあります。
美容室の集客で実践したいアイデア【オフライン編】6選
美容院の集客手段は何もデジタルだけではありません。旧来のメディアもまだ活用の余地があるはずですし、デジタル一辺倒になってしまうと、肝心なオフラインでの集客を見逃してしまう恐れがあります。
ここではデジタル以外の集客方法を順に説明していきます。
チラシの配布
新聞の折込チラシや、ポスティングによってチラシを配布する方法は、オフラインの集客方法としてはスタンダードなものです。
ただし、折込チラシの場合はターゲットに若者はあまり当てはまらず、中高齢層が中心となります。
一方、ポスティングの場合は、例えば「戸建てのみ」「集合住宅のみ」など、ターゲットに合わせて配布内容を設定することができます。
また、配布エリアもかなり細かく指定することができます。
自店舗のターゲット層がより多く当てはまるように配布すれば、より効果が高められるでしょう。
ハンティング
ハンティングとは、美容師みずから街中で声をかけて集客する方法です。
手間も時間もかかる上に、成功率は低い手法ですが、ターゲットとする顧客像に対してピンポイントにアプローチできるという利点があります。
ポイントとしては、店舗のチラシや名刺を持参しておき、声掛けの最初に見せることで安心してもらうことや、清潔な見た目をして、丁寧に話しかけることなどが挙げられます。
友達紹介キャンペーンの実施
新規客を集客するためには、既存顧客の有効活用も重要です。
例えば、友達を紹介することで本人も割引対象となる「友達紹介キャンペーン」などが有効です。
これなら顧客側にもメリットがありますし、新規客の獲得も期待できます。
フリーペーパーへの掲載
地元でフリーペーパーが配布されていたり、あるいはローカルな情報雑誌が出版されていたりするのであれば、お店の情報を提供すれば掲載してもらえるかもしれません。
フリーペーパーや雑誌の収入源は広告になりますから、広告を出稿すれば広告以外の記事としてもお店の情報を掲載してもらえる可能性が高まります。
ニュースレターの配布
外部メディアを利用するという集客方法以外に、自分のお店を紹介するためのメディアを立ち上げるという集客方法もあります。
美容やヘアスタイルの情報を自分でまとめ、あるいはブログなどをやっているのであれば、その中の記事と一緒に「ミニマガジン」をプリントし、お店で配布するというものです。
お客様にとって役立つ情報であれば喜ばれますし、外で配布すれば新規客獲得にもつながります。お店のカラーを伝えるためにも役立つはずです。
立て看板やポスター
立て看板やポスターも案外見落とされがちな集客ツールです。
これらを使えば、日頃からお店の前を通る人に対して、メニューや料金、お店の雰囲気などをさりげなくアピールすることができます。
この方法は、広告やチラシの配布など、実施のたびに費用がかかる施策とは違い、一度始めればそれ以降はコストが発生しない、費用対効果の高い手段といえます。
最近では「デジタルサイネージ」と呼ばれる、動画などを流す看板もトレンドとなっています。
リピーター獲得に特化した集客アイデア5選
美容室にとってリピーターの獲得は重要です。新規顧客の獲得よりも、リピーターの獲得のほうが、手間もコストも少なくできるためです。
ではリピーター確保のためにはどのような方法があるのでしょうか。アイデアを5つご紹介します。
クーポンの配布
リピーター獲得のために有効な方法の一つが、クーポンの配布です。
次回来店時にも割引があるなら、次もまた来ようと思ってもらえる可能性が高まります。
また、クーポンを紙で渡して持ち帰ってもらうことで、顧客がお店のことを思い出す機会を与えるという効果もあります。
ポイントカードやスリーステップカードの配布
複数回来店することでメリットが得られるポイントカードは、特典のためにせっかくなら再度訪問してみようという心理がはたらき、リピーター獲得につながります。
最近では「スリーステップカード」と呼ばれる仕組みもよく使われています。
スリーステップカードとは、一定の期間内に合計3回来店すれば特典がもらえる、というタイプのポイントカードです。
初回来店時に渡した場合は、残る必要来店数はあと2回だけ。
特典がもらえるまでの来店数が多い傾向にある従来のポイントカードとは違い、全3回の来店で特典がもらえるため、「また行ってみよう」と思ってもらいやすくなるという効果があります。
SNSをフォローしてもらう獲得
SNSを利用したリピーター獲得施策としては、来店客に自店舗のアカウントのフォロワーになってもらう、という方法があります。
店舗のフォロワーになってもらうことで、店舗情報が目に触れる機会が増えて店舗のことを思い出してもらいやすくなったり、最新のキャンペーンなどの情報が届けられたりと、アプローチの手段を増やせます。
また、相互フォローになればDM機能が使えるので、1対1のコミュニケーションが可能になります。
DMで予約を受け付けられるようにすれば、電話予約やWeb予約よりも手軽な手段となり、使いやすいお店だと感じてもらえるでしょう。
会員サービスの実施
先ほどのポイントカードや、スリーステップカードといったポイントシステムをさらに進化させて、よりお得感の高い会員限定サービスを提供するのもリピーター獲得には効果的です。
会員サービスの例としては、店舗の利用回数に応じて会員ランクを定めて、そのランクに応じた特典を与える、などといった運用方法などがあります。
リピーターになることのプレミアム感をお客様に与えられるようになり、長期的な顧客にできる可能性が高められます。
次回来店のフォロー
初回来店のお客様をリピーターにするためには、「初回来店時に次の予約をすれば、何らかの特典を提供する」など、再来店を促すフォローを行うのも重要です。
単にポイントカードやスリーステップカードを渡すだけでなく、次回の予約を押さえるようにするなど、一歩踏み込んだ工夫を施すことで、再来店の可能性を高められるでしょう。
まとめ
美容室の集客は「新規客獲得」と「リピーター獲得」の二つの種類があります。
もちろんこれまでもさまざまな方法でこの集客に取り組んでこられたことでしょう。
しかし、時代によって手法は変わりますし、案外見落としている方法もあるかもしれません。
特に最近ではインターネットを使った集客が重要になってきています。もしまだオンラインでの集客手法にチャレンジしていないのであれば、ぜひ今からでもスタートしてみましょう。
一方で、オフラインの集客手法もまだまだ有効なものはたくさんあります。
今回ご紹介した方法でまだ試したことがないものがあるのなら、ぜひ一度トライしてみてはいかがでしょうか。
ただ、あなたのサロンにとってどの方法が最も適しているかどうかはわかりませんよね。
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