
『インスタ映え』はもう古い?美容室・美容サロンが取り入れるべきインスタ活用術
美容室・美容サロンで働く方々にとって、今や集客ツールの柱と言っても過言ではないのがインスタグラムですよね!
2014年に日本語版インスタグラムがリリースされて以降、ユーザー数は年々増加傾向にあり、その急伸率は目を見張るものがあります。
引用:Instagram: active users 2018 | Statista(https://www.statista.com/statistics/253577/number-of-monthly-active-instagram-users/)
「2017 ユーキャン新語・流行語大賞」では【インスタ映え】が大賞を受賞し、キラキラした映える画像を投稿するユーザーがたくさんいました。
しかし、時代はもう令和。
いまインスタ映えを狙って投稿しても、以前のようなユーザーからのリアクションは少なくなってきていませんか?
今回は、映え投稿に変わる次のインスタ投稿トレンドに関して説明していきます。
最新のトレンドを抑えて、インスタグラムをさらに有効活用していきましょう!
目次[非表示]
インスタ映えは時代遅れ?その原因を考察
インスタグラムといえば、映える景色、映えるドリンク、映える料理といったような、ひと目でインパクトを与えられる投稿が主流でした。
しかし、昨今ではそのような投稿は減少傾向にあり、その代わりに写真上に文字を書き込んだ投稿が増えてきています。
なぜそのようなトレンド変遷が起きたのか、いくつかの観点から考察していきましょう。
「背伸び」より「等身大」
理由のひとつとしては、やはり「映える」ことに必死になった結果の「インスタ疲れ」が挙げられます。
人が羨ましがるような投稿をして「いいね」をたくさんもらうことで、投稿者は優越感に浸ることができ、ユーザーは他人のキラキラした生活を垣間見ることができました。
しかし、投稿者はキラキラした日常を演出して切り取ることに対する疲れが生じ、ユーザーはそれらの投稿に違和感を感じはじめてしまったのです。
どこへ出掛けるかを決めるのもインスタ映えを基準にしたり、さらには映えるスイーツの写真を撮ったら食べずに廃棄したりといった、ユーザーの行動が社会問題として取り上げられたこともありました。
このような等身大以上の過剰な振る舞いは、長くは続かないようです。
ストーリー機能の搭載
2016年頃から登場した、24時間で投稿が消えるストーリーという機能がインスタグラムに搭載されました。
気兼ねなくアップできるという点は、ユーザーにとって最大のメリットです。
かつては、毎日のように写真をフィード上へアップしていましたが、現在は撮った写真はストーリーに投稿するのが主流になっています。
やがて、「映え」はフィードに出てくる機会が減り、ストーリーという無限にある小さなコミュニティの中で生き続けていると考えられます。
そして、フィード上には「フィードに投稿するべきもの」が必然的に多くなっていきます。
つまり、記録として残しておきたい写真や、広く公開することが目的の投稿です。
最新トレンド!文字入れ投稿
さまざまな理由から、「映え」のニーズが減少傾向にあるということが分かってきましたね。
では、現在の投稿のトレンドはどのようなものがあるのでしょう?
それはズバリ!
『文字入れ投稿』です。
「え?ただ画像に文字が加わっただけじゃん!!そんなことでいいの?」
と思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、間違いなく現在のトレンドは『文字入れの投稿』です。
では、なぜそのような傾向にあるのかを一緒に探っていきましょう。
『文字入れ投稿』で収益化モデルケースが作られたから
当たり前ですが、画像だけを投稿するのに比べ、画像に文字を加えた投稿は作成に時間がかかります。
普通にインスタグラムを使うぐらいであれば、わざわざ時間をかけてフィード投稿用に画像編集をしたりはしませんよね?
では、なぜわざわざ時間をかけてそのような作業をするのか。
それは、アカウントのフォロワー集めが目的となっているからです。
最近では、雑貨・洋服・コスメなどの画像に文字を入れた投稿をして商品を紹介し、最終的にユーザーをアフィリエイトへ流すアカウントをよく見かけます。
実際にこの方法で収益を得たり、広告案件による報酬などで稼いでる方もたくさんいます。
文字入れはセンスやスキルも必要ですが、比較的参入しやすい収益モデルのため、そのポジションを狙うアカウントも多く現れてきています。
有益性と共感性
いま、ユーザーがSNS投稿に求めていることは、大きく2つあります。
・自分にとって有益な投稿
・自分のライフスタイルを投影し、共感できる投稿
例えば、「ヘアセット」というキャプション(見出し)が添えてある女性のヘアスタイル画像の投稿があったとします。
よほどそのヘアスタイルが気にならない限りは、スクロールされておしまいです。
しかし、同じ画像であっても「時間のない朝におすすめ!時短ヘアセット3選」と文字入れがしてあればどうでしょう?
・ヘアセットのバリエーションに悩んでる人
・朝起きるのが苦手な人
・楽に手早くヘアセットをしたい人
上記に当てはまるユーザーは、この投稿を見たくなりますよね!
このように、ユーザーにとって有益・共感を得られる投稿ができれば、おのずとフォロワー数は増加していくでしょう。
また、フィード投稿は1つの投稿に対し、複数枚の画像を載せることができます。
1枚目の画像にキャッチ―な文字を入れてサムネイル化し、まずはユーザーの興味を引くという方法が多くなってきています。
インスタグラムでの『文字入れ投稿』活用方法
さて、現在のインスタグラムのトレンドでは、「映え投稿」より「文字入れ投稿」の方がユーザーの反応がよいということが分かってきましたね!
では実際に、運用する場合は、どのように活用していけばいいでしょうか?
まずは、どのようなターゲットに対してどのような成果をゴールとするかを決めましょう!
これさえ決めれば、おのずとどんな文字がユーザーの興味を引くかが想像しやすくなります。
美容師さんのアカウントを例に挙げると、
・学生層の来店を増やしたい場合↓
「校則があっても問題なし!パーマ無しで決まるおしゃれスタイル5選」
・社会人の女性の来店を増やしたい場合↓
「ダークトーンでもキマる!アッシュ系カラーまとめ」
「オンオフ自在に切り替え!トレンドのインナーカラー5選」
・ダメージヘアで悩む人へサロンオリジナルのヘアケア商品の購入を促進したい場合↓
「パーマで髪が悲鳴をあげている方必見…髪が喜ぶヘアケアグッズ5選」
自分たちの技術や提案、販売しているヘアケア商品が、どんな悩みを抱えている人に刺さるのか。
ユーザーの気持ちを第一に考えて、文字入れをしていくとよい反応が得られるでしょう!
美容室・美容サロンが取り入れるべきインスタ活用術
インスタグラム含め、SNSツールで友達以外のフォロワーを増やすためには、「アカウントから得られるメリットはなにか」を提示する必要があります。
「共感」や「有益そう」といった感情が、現在のSNSでは非常に重要な要素となってきています。
そのメリットを生み出す最適解が、現在のインスタグラムでの「文字入れ」といえるでしょう!
さあ、まずは挑戦!
今日から文字入れ投稿を活用していきましょう!
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